メディカルプラザ市川駅提携/爽快鍼灸院です。
便秘の時って、どんな症状がでてくるのでしょうか?お腹の痛み以外にも、様々な不快な症状が出ることがあります。便秘が原因の一つとなって引き起こされているかもしれません。今回は便秘の際にでてくる様々な症状などをご紹介します。
腸は「第二の脳」
食物を取り入れ、消化吸収が行われ、便が生成され出されるまで、ダイナミックなエネルギーの変換が体内で行われています。
腸の働きは特に重要で、自律神経やホルモンなどの情報伝達物質により、脳とのネットワークができています。例えば、腸は脳内の神経伝達物質であるセロトニンやドーパミンを生成しており、「第二の脳」呼ばれています。(藤田紘一郎著)
また、身体を守る免疫細胞の70%位が腸内で生成されるそうです。
腸内細菌の働きについては、人に有益な物質を生成する「善玉菌」と有害物質を生成する「悪玉菌」とがあり、どちらも必要な細菌とされています。
近年では、腸の働きについて、身体への有害物質との判別機能や肥満体質との関係など、興味深い発見が報告されています。
便秘によっておこる症状
上記のように腸は全身とのつながりがあり、便秘が長引いてくると、様々な症状がでてくることがあります。便秘の時に起こる症状について詳しくみてみましょう。
(1)お腹の痛み、お腹のはり、ガスがたまる
腸内で悪玉菌が増えるとガスが発生しますが、便がたまっているので出口がなく、お腹の痛みや張りを引き起こします。
(2)小さくころころした便、硬い便
健康な便は、バナナ状の形をしていて、やわらかく、水分を多く含んでいます。便が腸に長くとどまると、水分が失われて排便時に小さくころころした形になったり、硬くなり、苦痛を伴います。この状態も便秘と言われています。便が硬いと痔につながるので注意が必要です。
便の形や色、量、硬さなどは健康状態を把握するめやすとなります。ご自身の体調を把握するため、便通や便の状態にも目を向けてみましょう。
(3)肌荒れ
便が長く腸内にたまっていると、悪玉菌がどんどん増えて有害物質が発生します。排便ができないと、毒素が皮膚の毛穴などから排出され、肌荒れにつながると考えられています。
(4)腰痛
大量の便がたまると、腰が圧迫されて腰痛の原因となることがあります。
(5)頭痛、肩こり、冷え、不安感、ストレスなど
便秘の原因の一つには自律神経の乱れがあります。自律神経は、呼吸、消化、排泄、体温調節、ホルモン分泌、血管のはたらきなど、身体を快適に動かすために沢山の仕事をしています。便秘が長引くことで自律神経の乱れると、様々な不快な症状につながることがあります。
便秘、不快な症状に鍼灸治療
当てはまる症状はありましたでしょうか?このような不快な症状は鍼灸治療が適応となることが多くあります。鍼灸治療は薬を使用せず、自律神経に働きかけ、内臓機能の調整や自然治癒力を高める方法として注目されています。
爽快鍼灸院での鍼灸治療は、特に自律神経調整として、内臓の働きに関与している反応点や、経絡経穴(ツボ)を用いた全身治療を行っております。お辛い症状でお悩みの方はぜひ一度ご相談ください。
※自律神経については
★【鍼灸】お灸をやってみよう⑩ ~自律神経を整える①~自律神経とは?~
の記事もご参考にしてください。
次回は便秘の鍼灸治療について、ご紹介する予定です。
※便秘と思っていても、内臓に病変がある可能性もあります。気になる症状のある方は、一度医療機関を受診することをお勧めいたします。
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