こんにちは!
メディカルプラザ市川駅、爽快鍼灸院です。
最近は、テレビ等で、東洋医学の番組が増えてきて鍼灸の認知度も上がっていること、嬉しく思っています。今回は「人はなぜ病気になるのか?」を東洋医学の視点から考えてみたいと思います。
東洋医学では病気にならないように人が持っている自分の体を守る力を「正気(せいき)」、病気の原因を「邪気(じゃき)」と呼びます。
「正気」は抵抗力や、自己治癒力と同じようなものと考えられ、外敵が侵入するのを防ぎ、もし外敵が侵入したら闘います。人の持つ「正気」のパワーは、個人個人異なりますが、「正気」がしっかりしていれば、「邪気」に攻撃されて体内のバランスが崩れたとしても、元に戻すことができ、病気に負けません。
つまり「正気」が「邪気」に負けた時、人は病気になる…東洋医学ではこのように考えます。ですから、この体を守る「正気」を強化して、「邪気」を追い出してしまえば元気で過ごせるのです。鍼灸は「正気」のパワーアップを応援します。
もう一つ「陰陽五行」について、簡単にお話します。東洋医学といえば、忘れてはならないのが「陰陽五行」。皆さんもきっと一度は、耳にしたことがあるでしょう。
「陰陽論」は、世の中のものはすべて、「陰陽」の概念に分類できるという考え方です。「陰」は、暗い冷たい静かというイメージで、「陽」は、明るい熱い、活動的というイメージです。「陰陽」は対立する性質ですが、固定されたものではなく、どちらも変化しながら推移し、時には陰と陽が入れ替わることもあります。
人の中にも「陰陽」があり、たとえば、「五臓六腑」では、「臓」は「陰」、「腑」は「陽」とされます。
健康な体は、「陰陽」のバランスがとれており、崩れると調子が悪くなると考えます。
「五行説」は自然界のものを臓腑に関連付けて、特性により5種類に分類したものです。
このような視点から、東洋医学では、人をまるごと見て、不調の原因を探っていきます。人体は小宇宙といわれますが、この小宇宙にアプローチし、滞りやアンバランスを整えることで、よりよい方向へ導く施術を行っていきます。
肩こり、腰痛はじめ、自律神経の調整から、免疫力アップまで、多くの方が多岐にわたる鍼灸施術の効果を実感されています。
まだ鍼灸未経験の方、ぜひ一度、鍼灸施術の心地良さをご体験ください。
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