メディカルプラザ市川駅提携/爽快鍼灸院です。
本日は「不定愁訴」についてお話いたいと思います。この不定愁訴も自律神経に影響を及ぼすと言われています。
不定愁訴=unidennitified complaint 言葉が曖昧で明確な概念はないそうです。
不定愁訴とは器質的な疾患はないにもかかわらず、さまざまな身体症状を訴えるものと言われています。
代表的な症状としては全身倦怠感、めまい、頭痛、動悸、食欲不振、下痢などがあります。見ての通りほとんどが自律神経症状ですね。
原因はライフスタイル、精神的ストレス、性格、職場環境、基礎疾患など様々な要因が複雑に絡み合って発生すると考えられています。
物理的環境、対人環境、心因、ライフチェンジ、ライフサイクルといった様々な「ストレス」が脳や自律神経、ホルモンや免疫などの生態を調整する器官に影響して発生すると考えられています。
特徴
1.人によって現れる症状が異なる。
2.複数の症状が同時に現れ、これらの症状には関連性がない。
3.症状は不安定で消長しやすく、気質、量的に変化しやすい。
4.訴えは主観的で他覚的・客観的所見に乏しい。
5.訴えは強く多彩である。などがあります。
3)専門医がやさしく教える 自律神経失調症②:小川志郎.PHP研究所2001より
不定愁訴になりやすい人
1.まじめで責任感が強い。
2.几帳面、潔癖症、神経質
3.人の目を気にしすぎる
4.周囲の人に迎合する(調子をあわせる)
5.人前で緊張しやすい
6.人付き合いが苦手
7.気分転換が下手
8.頑固、融通がきかない
9.イライラしやすい、怒りっぽい
10.感情を表現できない
治療の対象
身体疾患や内因性精神疾患にともなう不定愁訴は、現代的治療が優先されます。
鍼灸治療は、現代医学的治療に併用して症状の軽減を目的にアプローチしていきます。
頭痛や肩こりといった「身体化」された症状への治療はもちろんできましが、根本的な治療にならないことは自律神経治療の第1報でもお話しましたが、そのときの症状をとることは可能です。
一番の原因になっている所を見極めることが必要です。患者さんの症状を聞き出す「問診」が重要になります。
私たちが実践している鍼灸では「丁寧な問診」をこころがけています。
もちろん、はじめから深い話はできないという人も多いかと思います。
私たちも時間の関係などもあるため、一度に全ての症状を聞きだすことは難しく、治療の優先順位を問診の中で決め、数回に分けて聞いていくこともあります。
問診や検査、治療をしていく中で患者様との信頼関係を築き症状を話しやすい環境づくりに力を入れています。
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