こんにちは、メディカルプラザ市川駅提携/爽快鍼灸院です。
気温も天気も春らしくなってまいりました。
みなさまいかがお過ごしでしょうか？
前回ご説明いたしました腹診の第二弾ということで
今回はお腹のツボをいくつかご紹介させていただきます。
【中 脘（ちゅうかん）】
みぞおちとおへそを結んだ線の中間にあります。
胃痛、嘔吐、食欲不振、下痢などの胃の病に用います。
また手のひら全体で包み込むように温めると体の冷えの改善にも効果的です。
【天 枢（てんすう）】
おへそに人差し指をおき、指三本分のところにあります。
大腸を整えるツボで、下痢や便秘、お腹の張りや大腸の病に用います。
【肓 兪（こうゆ）】
おへその左右で指半分外側にあります。
心臓病による胸の痛み、黄疸、細菌性の下痢、
腸の病気による腹痛、
胃弱による胸やけ・ゲップ、十二指腸潰瘍などに用いられます。
集中力を高め、心因性のイライラや不眠症にも有効とされています。
【気 海（きかい）】
おへそから指２本分下のところにあります。
全身の血行を促し身体を温める効果があります。
腰痛や生理痛の緩和、下半身の冷えや虚弱への効果が期待できます。
【関 元（かんげん）】
おへそから指４本分下のところにあります。
一般的に丹田といわれる場所で、「元気」を蔵するところから命名されました。
からだの元気を補うツボで、小腸や生殖器、泌尿器の病にも用いられます。
上記以外にもお腹にはたくさんのツボがあります。
詳しいツボの位置や効能についてはお気軽に鍼灸師にご相談ください。
～ツボ刺激：指圧のやり方 ～
ツボの探し方： 凹んでいたり、冷えていたり、
特に硬かったり、 痛みが強い場所に
とってください。
ツボの押し方： おもに親指の腹で（お顔の場合は
人差し指や中指の腹）
３～５秒息を吐きながら押して
息を吸いながら
ゆっくり力を抜きます。
強く押しすぎたり、痛みが強いときに
何回もやりすぎると
筋を痛めることがあります。
気を付けて行ってください。
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