メディカルプラザ市川駅提携/爽快鍼灸院です。
例年にない雨天で肌寒い日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
肌の調子があまりよくない、かゆみがある、アトピー性皮膚炎の症状が心配だ、などと感じている方へ
皆様の体調を上手にコントロールする為、
かゆみ防止、かゆみ緩和対策のヒント
をお伝えいたします。
人のからだには、天候や季節など自然の影響や環境からの様々な刺激に対して、からだの状態をいつも無意識にコントロールしてくれる仕組みがあります。体の中の状態を常に一定の状態に保つことを、ホメオスタシスと呼んでいます。その仕組みは、自律神経の働きと密接に関係しています。
鍼(はり)やお灸の刺激は、自然治癒力を高め、このホメオスタシスに役立つと考えられています。
天候や季節など自然の影響や環境からの様々な刺激
秋から冬にかけて、ブタクサやよもぎなどの花粉が飛び、一年を通じてみられるハウスダストやカビなどのアレルゲンによって、アトピー性皮膚炎が悪化し、かゆみの症状も強くなることがあります。
鍼(はり)やお灸の刺激は、自然治癒力を高め、ホメオスタシスに役立つ
鍼灸では皮膚や粘膜に直接刺激を加えることで、血液循環を促し、アレルギー性の炎症を抑え、皮膚のバリア機能を正常に近づける働きが期待できます。
実際に、アレルギー体質を示す指標とされているIgE値が低下し、症状が軽減する例が報告されています。
(詳しくはアレルギー③で紹介しています。)
ツボ刺激や鍼灸治療をとりいれて、さらにセルフケアの面では患部を清潔に保つこと、保湿、ストレスを避けることや規則正しい生活を心がけましょう!
かゆみ(アトピー性皮膚炎)のセルフケア
セルフケアの重要性
アトピー性皮膚炎は慢性化していることが多いため、治療やセルフケアは根気よく続けることが症状改善への近道となります。
皮膚は正常な状態と比べて、細菌やアレルゲンに対して敏感に反応するため、清潔にする、保湿、ストレスを避けるなどを心がけることが大切です。さらにツボ刺激やお灸を行うことで、症状軽減に加え、体質改善を促すことが期待できます。
患部を清潔に保つ
患部はよく泡立てた石鹸で、一日一回は清潔に洗いましょう。湯船につかると毛穴が開き、汚れも落ちやすくなりますが、かゆみが悪化するほどの熱いお湯は避けましょう。また、普段すぐに洗えなくても、汗をかくたびに、ティッシュなどを水で濡らし、患部をやさしくふき取ってみましょう。洗い方により皮膚の状態が変化するので、洗いすぎないよう、また、ご自身の状態に合わせた洗い方を見つけましょう。
保湿
患部を洗ったら、乾燥をさけるために軟膏などで保湿を行いましょう。乾燥による傷やかゆみを軽減することで、外からの菌やアレルゲンから皮膚を守る目的で行います。軟膏や薬については医師にご相談ください。
ストレスを避ける
ストレスは身体にさまざまな影響を与え、免疫力を低下させます。ストレスを感じていることに気づき、避けることも重要です。不眠やイライラ、食欲不振などの症状はないでしょうか?
鍼灸治療では、心身のストレスを緩和しリラクゼーション効果も期待できます。
また、かゆみ自体もストレスになりますので、毎日のセルフケアをしっかり行い、少しでもかゆみを軽減させることも大切です。
参考文献:セルフケアナビ アトピー性皮膚炎 厚生労働科学研究
かゆみに効果的なツボ
鍼灸治療で用いられているかゆみの軽減が期待されるツボです。お灸や指圧刺激をしてみましょう!
※患部がツボと重なっている場合は避けましょう。ツボの組み合わせ方や正確な場所、お灸の方法は鍼灸師にご相談ください。
【足三里(あしさんり)】
膝のお皿の下外側から指三本下にとります
【肩ぐう(けんぐう)】
腕を真横にあげたときに肩にできる前側のくぼみにとります
【曲池(きょくち)】
ひじを曲げてできる横じわの親指側の先端にとります
【三陰交(さんいんこう)】
足首うちくるぶしの一番高いところから指4本上にとります。
【血海(けっかい)】
膝のお皿の上内側の角から指3本分上にとります
【百虫窩(ひゃくちゅうか)】
血海の上、親指1本上にとります。足首のうちくるぶしの一番高いところから後のへこみにとります。
いかがでしたでしょうか。鍼灸治療とセルフケアを併用して、アレルギー症状の軽減と体質改善を目指しましょう。
詳しくはメディカルプラザ市川駅 皮膚科もしくは鍼灸師までご相談ください。
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