あけましておめでとうございます!
メディカルプラザ市川駅提携/爽快鍼灸院です。
今年も、はりプラザの方で、皆様の健康や生活に役立つ情報をお届けさせて頂きたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。
早速ですが、皆さんは「ヨシュク」という言葉をご存知でしょうか?
私は、ヨガの先生から、先日初めて教えていただきました。「ヨシュク」は「予祝」と書きます。
「前もってお祝いをする」という意味です。本日はこの「予祝」について、「予祝のススメ、前祝いの法則」(ひすいこたろう、大嶋啓介著、2018年フォレスト出版発行)をもとに、ご紹介させていただきたいと思います。
「予祝」ときいて、はじめ私は、新しいメソッドかと思っていましたが、なんと日本古来からあるものだそうです。
例えばお花見。ここ2年は、コロナ禍で普通のお花見から遠ざかってしまいましたが、お花見は桜を愛でる為のもの。しかし、これが元々は秋のお米の収穫の前祝いだというのです。春満開の桜を稲穂に見立てて秋に、お米が豊作になるように前祝いをしていたものだそうです。
ものごとが起こる前にすでにそれが起こったこととして本気で大喜びをすることで、本当にその成功を手に入れてしまうというのが「予祝」なのです。
もう一つ、エピソードをご紹介しましょう。
皆様よくご存知のフィギュアスケートの羽生結弦選手、北京オリンピックも間近ですが、2014年のソチオリンピックの時、初めて金メダルを取りましたね。ソチに向かう飛行機の中で、羽生選手は金メダルを取って喜ぶ瞬間を思い描いて、嬉しすぎて本当に泣いてしまったそうです。
もちろん、ただ前祝いをするということだけでは叶わないでしょう。目的に向かうためのたゆまない努力はかかせません。それに加えて「予祝」をすることでワクワク感や楽しさが増幅されて、モチベーションも高まり、より目的に近づくのかもしれませんね。
近頃は、コロナ禍で不安ばかりが増幅されて、前祝いどころか悪い予想ばかりが浮かんできそうという方もいるかもしれません。しかし、状況は変化していきますから、個人個人が夢や目標を目指す歩みを止める必要はありませんね。
大きい目標でなくても、例えば体の不調のある方はこんなエピソードを参考になさってみてください。
フランスのクーエというお医者さんが患者さんに向かってある指導しました。それは「毎日少しずつ、わたしの身体のすべてが、いま、ますます良くなりつつあります」と鏡に向かって言うことです。これを実践した多くの患者さんが驚異的な回復を見せたそうです。(これは後に「クーエ療法」と呼ばれました。)
この「クーエ療法」のポイントは「◯◯になりたい」ではなく、「◯◯である」「◯◯になりつつある」と言い切ることだそうです。これなら私たちの日常にも活用できそうですね。
「今日も充実した一日です!」こんな「予祝」を早速、皆さんも生活に取り入れてみませんか?
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