メディカルプラザ市川駅提携/爽快鍼灸院です。
これまで、風邪対策のツボでは、背中側にあるツボを紹介してきました。
今回は腕にあるツボ「孔最(こうさい)」をご紹介します。
セルフケアでお灸や指圧などが試しやすい場所なので、ぜひお試しください。
咳、のどの痛みに 「孔最(こうさい)」
東洋医学では気血水は身体をつくる物質として考えられており、気血水の流れ道を経絡と呼んでいます。
「肺」の働きと関係する経絡の一つに「太陰肺経」があります。「孔最(こうさい)」は「肺経」上にあるツボの一つで、重要なツボとして治療に用いられています。
熱が出て汗が出ないときに効果的
ツボの働きの一つとして発汗を促す作用があります。
そのため、治療では風邪で咳やのどの痛みなどがあり、熱が出て汗が出ないときに用いることがあります。
そうすると汗を出し、熱を下げて回復を促すことができると考えられています。
また別の作用になりますが、痔の特効穴としても知られています。
腕のツボ「孔最(こうさい)」で風邪のセルフケア
孔最の場所は、肘の内側の横線外側あたりから、指四本分下のあたりの圧痛部にとります。
セルフケアでは、お灸や親指を当てて、ズーンと痛い場所を揉んでいると、せきやのどの痛みが楽になることがあります。
また、呼吸器が弱い体質の方や普段からこの「孔最(こうさい)」の部分に圧痛やこりがある場合など、お灸や指圧などでのセルフケアは体調を整えるのに役立ちますので、試してみてください。
次回は、もう一つ、かぜと関係の深いのツボ、「尺沢」をご紹介する予定です。
ご不明の点は鍼灸師までご相談くださいませ。
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