メディカルプラザ市川駅提携/爽快鍼灸院です。
今年の冬は寒い日が続いています。関東でも大雪となり、東京の気温も48年ぶりにマイナス4度と記録的な寒波襲来となりました。その寒さもあってか、「かぜ」が大流行しています。原因の大半はウイルスの感染によるものといわれており、インフルエンザもその一つです。長引いたり悪化すると、気管支炎や肺炎にまで至ることもありますので、ひき始めのうちに対処することをおすすめしています。
風邪のひき始め、頭痛、首肩こり、鼻水などの症状緩和にツボ刺激やお灸を試してみませんか?
期待できる効果
お灸やツボ刺激により自然治癒力が活性化されます。自律神経の働きが調整され、血液循環が改善し、体調をコントロールする身体のネットワーク機能が活性化し免疫力が高まります。具体的には以下のような効果が期待できます。
・身体が温まり、冷えが軽減される
・血液循環、新陳代謝がよくなる
・免疫力が高まる
・よく眠れる
・緊張感がほぐれリラックスできる
・ストレスが軽減される
◎頭痛、首肩こり、鼻水などの諸症状も軽くなる。
冷えや疲れ、睡眠不足などストレスの多い環境で生活していませんか?これらは免疫力を下げてしまい、ウイルスが身体に入りやすい状態になります。「かぜ」をひきやすい方、ひきたくない方、はやめのセルフケアで「かぜ」を撃退しましょう。
「かぜ」撃退のツボ
「かぜ」の症状によく使われるツボとして、背中の上の方にある、「大椎(だいつい)」「風門(ふうもん)」「身柱(しんちゅう)」とよばれるツボがあります。今回はこの三つのツボについてご紹介します。
【大椎(だいつい)】
一番大きい背中の骨、という意味でつけられたといわれています。
首を前に曲げて、一番飛び出ている首下の骨すぐ下の凹みにとります。
微熱や悪寒、肩こり、首こり、寝違いなどにも使われます。
【風門(ふうもん)】
「風」は風邪(ふうじゃ)を意味し、「門」は出入口を意味します。風門は、風邪(ふうじゃ)が出入るする場所であり、その侵入を防ぐ場所として、よく治療に使用しています。
大椎から二椎下の凹みから左右に親指二本分のところにとります。
肩こりや頭痛の緩和につながります。
【身柱(しんちゅう)】
「身」は、体、体幹、「柱」は、支えることを意味しています。
大椎骨から骨3つ下の骨下のへこみにとります。
子どもの疳の虫、精神不安、自律神経失調、うつやパニック障害などにも使われるツボです。
「かぜ」のセルフケアのポイント:気持ちよくあたためる
ポイントは、背中のツボを気持ちよく温めることです。お灸は熱すぎることのないように、温度が高すぎる場合は途中でとりはずして、新しいものと取り替えます。身体の冷えが強い状態や使用するお灸の種類などで個人差がありますが、お灸の数は3〜7個位、背中が温かくなり、肌にほんのり赤みが出るくらい続けます。
大椎・風門・身柱は背中側にあるので、お灸をする際はご家族などにお手伝いしてもらって下さい。お一人の場合、火を使わないお灸や、カイロ、ドライヤーなどで温めるのもおすすめです。
「かぜ」撃退のツボ①
「大椎」「風門」「身柱」でした。
次回は この他の風邪対策のツボについてご紹介する予定です。
ご不明の点は鍼灸師までご相談くださいませ。
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