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軟便や下痢の対策で、
今回は脾経のツボについてご紹介します。

はじめに東洋医学での脾胃の働きについて説明します。  

脾臓(西洋医学) と脾(東洋医学)のちがい

似ているけれども異なっています!

西洋医学での名称である
肝臓、心臓、脾臓、肺、腎臓」 と

東洋医学での名称である
「肝、心、脾、肺、腎」

どちらも医学用語で同じ名称で呼ばれるものもありますが、
医学体系が異なるため、名称が同じでも、働きや内容が異なります。

どちらの分野での話なのかを区別すると、
混同しないで整理しやすいかと思います。

脾臓(西洋医学)の主な働き

身体を感染などから守る免疫機能があります。
リンパ器官の一つでもあり、Bリンパ球やTリンパ球を成熟させて、血液中の病原体など異物に対して身体を守っています。

古い老化した赤血球を破壊します。

白血球や血小板等の血液成分を貯蔵しています。

脾(東洋医学)の働き

脾(東洋医学)の働きは、消化器系の働きをコントロールしています。

飲食物を消化吸収し、気血を産生し全身へ送っています

「後天の本」と呼ばれ、
飲食物から生命力を維持するためのエネルギーを供給する働きです。

血液を作り、漏れ出ないように身体を順調に巡るように助けています

胃下垂などの内臓下垂を防ぐ働きがあります。

胃の(東洋医学)の働き

(東洋医学)は脾と密接な関係にあり、
消化・吸収の働きをコントロールしています。

飲食物を小腸や大腸に送り、新たな飲食物を取り入れています。

軟便・下痢防止の脾経のツボ 

 上記のように脾経や胃経は消化器系の作用と深く関わっています。

そのため脾と胃の機能が弱くなると、
消化吸収の働きに影響し、

消化障害がおこりやすくなり、

,便や下痢になる可能性がでてくると考えられています。

そこで、消化吸収の機能を助けていく目的で
脾経のツボを使って体調を整えます。

以下に良く使用されるツボをご紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

 

太白(たいはく)
足の親指の付け根の大きな関節の後ろで、かかと側のくぼみ

公孫(こうそん)
足の親指の内側で、太白からかかと側へ指をすりあげていき、

骨があたって指の止まるところ

三陰交(さんいんこう)
内くるぶしの一番高いところから、小指~人差し指4本分上がったところ

陰陵泉(いんりょうせん)
膝の内側で、膨らんだ骨の下のくぼみで、すねの骨の際を下から上にすり上げたときに指の止まるところ

お腹の調子が悪く、便がやわらかで、下痢ぎみの方は
お灸や指圧などでツボを刺激してみましょう。

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